台北で3泊した後に向かったのは台南。台湾に行ったことのある人、そして台湾人からもよくお勧めされていた台南。古い町並みがたくさん残っていて、日本でいう京都によく例えらられるという。
台北からの移動は、台湾の新幹線にも乗ってみたかったけど、台南からレンタカーして台北で乗り捨てするのと、数日長く借りても台北で借りて台北で返すのとほぼ料金が変わらなかったので、利便性を取って全行程レンタカーすることに。その結果、長めの移動日はまぁまぁ疲れたけどその代わりやはり毎回荷造りのことを気にしなくていいし、子供が飽きたら休めるし、公共交通機関がないところでも自由に周れるので借りてよかったです。私は一切運転してないけど。笑
台湾は左ハンドルで右側通行なので、アメリカ人のマットにはヨユーやろうと思っていたけど、かれこれぼちぼち長い日本生活の後、しかもユルい小豆島に慣れた身には、初日にいきなり台北市内の車とバイクの突っ込み具合に圧倒されてビビりまくってましたが、郊外へ出るとそれも落ち着き、高速道路も日本よりかなり安かったので地方を周りたい人にはやはりお勧め。次回は郊外にある空港から借りることにします。
ぶっ通しで行ったら3時間強くらいの距離みたいだけど、のらりくらり休憩しながら行ったら結局6時間かかって台南に到着。
台南の古い町並みを見るのも楽しみだったけど、台南で一番楽しみにしていたのはゲストハウス。(台湾では予約サイトを使う宿が大半のようで、選んだのも普通に予約サイトからなんだけど。)なぜかというと、予約後に子供についての質問をした時にこちらの返信(自動でSen Guesthouseの名前がくっついてくる)をみて、「え、自分らもゲストハウスしてんの?わー、楽しみ!僕らも2歳の女の子がいるから一緒に遊べるね!」と突っ込んできてくれて。
当たり前に思えるかもしれませんが、台湾の他の宿に同じようにメールしてても、こういった反応が返ってきたのはこのゲストハウスだけ。その後のメールにもすぐ返信してくれるし、その雰囲気からオーナーの人柄がすごく伝わってきて、行く前からすでに友達の家にいくような気持ちになっていたのでした。
自分もできるだけ予約の段階から楽しみにしてもらえるようなメールや電話応対を心がけようとしていますが、彼からは改めてその重要性を教えてもらいました。
3泊お世話になったのは包成家(Bao Cheng Family)。まさにオーナーのJimさんのお家。奥様Sheriさん、かわいい娘ちゃんのZoeちゃんの3人に迎えてもらえました。インテリアとかすごくオシャレなんだけどなんと室内にボルダリングがあったり小さな池を作ってあったり、要所要所にちゃんと彼らのセンスや人柄が出ていて、ただのオシャレではない、居心地の良さが抜群でした。
Jimさんは私たちより若いのに、内面から穏やかで大らかな雰囲気が溢れていて、なんだか人を落ち着かせるのは天性なんじゃないだろうか。そう思っていたら、人生アドバイザーのようなお仕事もされているとかで、ボルダリングもその一環で生徒さんに教えることもあるのだとか。納得。
台南の案内図も彼がすごく丁寧に手作りしたものだし、共有スペースで彼らがご飯を食べていたり、お互い買ってきたものを一緒に分け合って食べたり。部屋も4部屋だけで(ドミトリーはなし)、家族だけで経営するのに目が届くちょうどいい大きさ、さらに同じ建物に彼らも住んでるということもあり、私たちの環境と似すぎててすぐ意気投合したのでした。
似ていないのは、徒歩圏内に食べるところが山ほどあること。一応彼らが使うキッチンをゲストも使えるということだったけど、安くて食べるところがいくらでもあるので料理するゲストは少ない様子。古い建物を使ってオシャレなカフェなどが並ぶ神農街や林百貨店などのある街の中心にも歩いていけて、とても便利。
ということで、台南での思い出はほぼこのゲストハウスで過ごしたことと、食べたこと。笑 朝はゆっくり過ごして、お昼前からちょっと遊びに出かけて、ランチ後に帰ってきてお昼寝。その後またぶらりと出かけるか、子供同士を遊ばせたり、近くの小学校に遊びに出かけたり。
そう。驚いたのが、このゲストハウスの近くの公立小学校、他の地区はどうか知らないけど14時以降は誰でも校庭に入って自由に使えるのです。オーナーもほぼ毎日子供を連れていくのだとか。
なので近所の子供だけが集まるのかと思いきや、なんとグランドを生徒と同じようにぐるぐるとジョギングしているおじさん、スピーカーを持ち込んでグループで体操?を始めるおばさんグループ。。 なんてオープンなんだ。
そして台南グルメについて。台南では、少し注文の仕方も慣れてきた?ことと、台南ならではのご飯も多いと聞いて色々挑戦。日本でも大流行のタピオカティーや台湾風かき氷も実は食したことがなく、台南で初めて食べて、ようやくなんであれだけ人気なのかが分かったのでした。ではここから羅列します。
書いてたらお腹空いてきたし、また台南行きたくなってきた。食べれてない物がまだまだある。
けど今度台南に行く時は、包成家に行くためだな。
と、私たちも一人でも多くのゲストにそういっていただける宿を目指します。
誰か近々彼らのところへ行く人がいたら、どうぞよろしくお伝えください!